![妊娠中のカラーリング](https://yousansapuri-kuchikomi.com/wp-content/uploads/2017/09/ninsin-colouring.jpg)
妊娠中でも、女性として身だしなみには気を使っていたいと思う人は多い事でしょう。
中でも「髪は女性の命」とも言われていますから、美容室にも行きたいものですよね。
しかし、カラーリングに関しては”薬液が頭皮から浸透して、お腹の赤ちゃんに影響がある”などと言う噂もあるようです。
実際にはどうなのでしょうか。
そこで今回は、妊娠中のカラーリングについて詳しくお話したいと思います。
妊娠中のカラーリングは胎児の影響がある?
妊娠中のカラーリングの胎児への影響に関して、気にしている女性は多いものです。
私は以前、美容院で働いていた事がありますが、”カラーをしても大丈夫なのか”と妊婦さんに質問された事は何度もあります。
確かに、妊娠中にカラーリングは避けた方が良いと言う意見もあるようです。
しかし、カラーリング剤によって、胎児への影響があったと言う医学的なデータはありません。
美容師である私の母も、私が実際に妊娠中にお世話になった産婦人科医も”問題は無い”と言っていました。
ですから、私は3度の妊娠中に何度もカラーリングをした経験があります。
ただし、どうしても気になるという人は、一度かかりつけの産院などで確認すると良いでしょう。
妊娠に気づかずカラーリングしていた!超初期の影響は?
妊娠が分かる時期と言うのは一般的に、既に2~3ヶ月に入った頃でしょう。
その為、妊娠に気づかずカラーリングをしてしまう人もいますよね。
この妊娠が分かる前の「妊娠超初期」と呼ばれる時期にも、カラーリングによる影響はほとんど無いと言われています。
妊娠中のカラーリングトラブルはママへの影響がほとんど
![妊娠中のカラーリングトラブルはママへの影響がほとんど](https://yousansapuri-kuchikomi.com/wp-content/uploads/2016/06/koureisyussan1.jpg)
妊娠中にカラーリングが良くないと言う噂は確かにあるようです。
しかし、それは胎児への影響では無く、ママ自身へのトラブルの事だと考えられます。
妊娠中は肌が敏感になるのでカラーリングトラブルが増える
妊娠中は、ホルモンバランスの変化などにより、通常よりも肌が敏感になっています。
その為、いつもは問題の無いカラーリング剤でも、痒みやかぶれ等のトラブルを引き起こす事があるのです。
もしも、カラーリング中に痒みやヒリヒリとした感覚が現れた時には、すぐにスタッフに相談をしましょう。
心配な人は、事前に妊娠中である事を伝えると、刺激の少ないカラーリング剤を使用してくれる美容室もあります。
妊娠の安定期前はカラーリングで吐き気を催すことも
安定期に入るまではつわり等、ホルモンバランスの変化により匂いに敏感になったり「吐き気」を催しやすいもの。
ですから、妊娠初期はカラーリング剤の臭いが、いつもより気になる事が多いのです。
カラーリング中に気分が悪くなった時には、我慢せずスタッフに相談しましょう。
中期や後期でもお腹の張りや身体の冷えに繋がることも
ホルモンバランスや体調が安定してくる妊娠中期や後期。
しかし、この頃になるとお腹が大きくなってくるため、足腰に負担が掛かってきます。
カラーリングを行う場合は、一般的に1時間以上椅子に座っていなければなりません。
長時間同じ体勢でいる事で、腰痛や身体の冷え、お腹の張りなどの負担が掛かってしまう事もあるのです。
ですから、腰痛やお腹の張りが頻繁な時には、カラーリングは避ける事をオススメします。
そして、妊娠中期以降に美容室へ行く際には、膝掛けを持参する等の”冷え対策”を行うと良いでしょう。
市販のカラーリング剤は妊娠中には刺激が強い
カラーリングには、美容室で行う物の他に薬局などで購入出来る市販の物がありますよね。
価格が安い事や家で手軽に出来る事を考えると、市販薬でカラーリングをしたいと思う人も多い事でしょう。
しかし、市販のカラーリング剤は美容室で扱っている物よりも刺激が強く、妊娠中にはオススメ出来ません。
ですから、妊娠中のカラーリングは、美容院でやってもらいましょう。
妊娠中に美容院でカラーリングを行う時のポイント
![妊娠中に美容院でカラーリングを行う時のポイント](https://yousansapuri-kuchikomi.com/wp-content/uploads/2016/09/gokagetu1.jpg)
妊娠中のカラーリングによって起こり得るトラブルについて、色々とお話してきました。
しかし、それでもカラーリングをしたいと思う人も多い事でしょう。
また、産後しばらくは赤ちゃんに付きっきりで育児をしなくてはなりません。
美容院に行っている時間も無いと言う人も多いため、むしろ妊娠中に行っておきたいものですよね。
妊娠中にカラーリングを行う場合の注意点についてまとめてみました。
美容室のカラーリングは事前に妊娠中である事を伝えよう
妊娠中は、美容室を予約する際に、妊婦である事を伝えておくと良いでしょう。
先ほどもお話したように、刺激の少ないカラーリング剤を使ってくれるお店もあります。
また、スタッフが声をかけてくれれば、体調が悪くなった時にも相談しやすいものです。
サイドシャンプーの体勢が辛い人はバックシャンプーのお店を
臨月に近づいてくると、お腹は大きく重たくなってきますよね。
また、妊娠中期頃から多くのママが悩まされるのが「腰痛」。
臨月や腰痛が重い妊婦さんにとって、仰向けの体勢になるのは辛い事でしょう。
サイドシャンプーしか無い美容室では、カラーリングの後に仰向けになる必要があります。
一方、バックシャンプーなら椅子に座ったまま、頭を少し後ろに傾けるだけで行えるのです。
ですから、仰向けの体勢が辛いと言う人は、バックシャンプーのある美容室を選ぶと良いでしょう。
日頃から妊娠中のカラーリングでの影響を緩和する栄養素を
![日頃から妊娠中のカラーリングでの影響を緩和する栄養素](https://yousansapuri-kuchikomi.com/wp-content/uploads/2016/05/yasai.jpg)
妊娠中のカラーリングによって起こるトラブルの原因には、ホルモンバランスの変化や身体の冷え等が挙げられます。
これらのリスクを緩和する効果が期待出来るのが、赤ちゃんのための栄養素として知られる「葉酸」です。
葉酸には、ホルモンバランスを整える効果や、血流を良くして身体を温める作用があります。
そもそも葉酸は、お腹の赤ちゃんの先天性奇形を防ぐため、妊娠中の摂取が推奨されている栄養素。
お腹の赤ちゃんの健康を守りながら、同時に妊娠中のカラーリングによるトラブルを緩和する事が出来るのは嬉しいものですね。
妊娠中のカラーリングのまとめ
![妊娠中のカラーリングのまとめ](https://yousansapuri-kuchikomi.com/wp-content/uploads/2017/09/ninsin-colouring1.jpg)
妊娠中に髪の毛のカラーリングをしても、胎児への影響はほとんど無いとされています。
考えられるのは、ママへのトラブル。
妊娠中は身体に様々な変化が起こり、デリケートになっています。
その為、かぶれや臭いへの反応、同じ体勢を続ける事による腰痛やお腹の張りなどの心配があるのです。
妊娠中にカラーリングをする際には、事前に妊婦である事を伝え、冷え対策などを行った上で行くと良いでしょう。
また、日頃からホルモンバランスを整え、身体を冷やさないために葉酸等の栄養素を摂る事もオススメです。
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