妊活中は、妊娠中とは違い食事制限も曖昧ですよね。
しかし、妊娠が分かる時期と言うのは一般的に2~3ヵ月に入った頃。
授かった時のためにも、妊活中の食生活はとても大切なのです。
また、妊活をしていても、中々思うように授からないと言う人も多い事でしょう。
妊活の効果を上げる食べ物や、妊娠した時の為に摂ると良い食べ物はあるのでしょうか。
逆に避けるべき食べ物についても知りたいものですよね。
そこで今回は、妊活中にオススメの食べ物や避けるべき食べ物・飲み物について詳しくお話しましょう。
妊活の効果を上げるのはどんな食べ物?
妊活の効果を上げてくれる食べ物には、どんな物があるのでしょうか。
妊活中は身体を温める食べ物がオススメ
女性は男性に比べて身体が冷えやすく、冷え症の人も多いものです。
妊活に”冷え”は大敵。
日頃から、身体を温めてくれる食べ物を食べましょう。
身体を温める作用を持つ代表的な食べ物は、生姜やにんにく、ねぎ類や根菜。
また、鉄分を多く含む食べ物も、血流が良くなり身体が温まるのでオススメです。
妊活中は女性ホルモンのバランスを整える食べ物を
正常な排卵や着床を促すのは「女性ホルモン」です。
ですから、妊活中はホルモンバランスを整えてくれる物を食べましょう。
ホルモンバランスを整える食べ物と言えば大豆製品です。
大豆に含まれる「大豆イソフラボン」には、ホルモンバランスを整える作用があります。
また、マグロやカツオ、ナッツ類やアボカド等に含まれる「ビタミンB6」や「ビタミンE」。
これらの栄養素にも、ホルモンバランスを整える効果があります。
たんぱく質が不足するとホルモンバランスが乱れやすくなりますから、大豆や魚介類は特にオススメです。
妊活中は抗酸化作用のある食べ物がオススメ
妊活に成功するためには、卵子や精子の老化を防ぐ事がポイントです。
卵子や精子の老化の原因の一つが「活性酸素」。
この活性酸素を除去してくれる”抗酸化作用”を持つのが「ビタミンC」や「ビタミンE」です。
妊活中は、ビタミンCやEを含む野菜やフルーツ、ナッツ類などを積極的に摂りましょう。
女性は妊活成功後に備えて食べ物を選ぼう
妊活中は、”いつ妊娠してもおかしくない時期”です。
先ほども少しお話しましたが、妊娠が分かるのはどんなに早くても既に2~3ヶ月に入った頃。
しかし、妊娠発覚前の”妊娠超初期”と呼ばれる時期から、お腹の赤ちゃんの脳や脊髄は作られ始めています。
つまり、妊活中の食生活は妊娠した際に、赤ちゃんの健康に関わるのです。
ですから、妊活中は妊娠初期に必要な栄養素をしっかりと摂る事が大切と言えます。
妊娠初期に必要な3大栄養素と言われているのが、「葉酸」「鉄分」「カルシウム」。
葉酸に関しては特に、妊娠初期の欠乏によって胎児の先天性奇形のリスクが上がりますから注意が必要と言えます。
厚生労働省も、妊娠1ヶ月前からの積極的な摂取を推奨しています。
妊活中は、妊娠初期に必要な栄養素を含む食べ物を食べましょう。
葉酸を多く含む食べ物については、こちらをご覧下さい。
⇒「葉酸を多く含む食品」
妊活中の男性は亜鉛を含む食べ物がオススメ
妊活は”女性の役割”という認識があるかもしれません。
しかし、子供は夫婦二人で授かるもの。
パートナーである旦那さんの協力が必要不可欠なのです。
また、不妊の原因の約30%~50%は男性にあるとも言われています。
妊活中の男性にオススメなのが「亜鉛」を含む食べ物です。
亜鉛は男性ホルモンの生成に必要なミネラルの一つ。
しっかりと摂る事で、精子の運動率や性欲を上げる事で知られています。
亜鉛は牡蠣やカニ、にぼしやレバー等に豊富に含まれる栄養素です。
妊活中は生理周期に合わせて食べ物は変えた方が良い?
妊活中、排卵日が近くなれば「栄養のある物を食べた方がいいのかな?」と思う人もいる事でしょう。
生理周期に合わせて食べ物を変えた方が良いのでしょうか。
排卵日に備えて、栄養価の高い食べ物を口にする事はとても良い事です。
しかし、排卵日だけ食べれば良いという訳では無く、日頃からの摂取を心がける事が大切と言えます。
また、卵子のための栄養素を摂る事も大切ですが、自身の身体を整える食べ物も重要です。
私たち女性の身体は、生理を堺に高温期から低温期へと基礎体温が大きく変化します。
生理で沢山の血液を使った後に、体温の変化がやってくるのです。
女性の身体は知らず知らずのうちに体力を消耗しています。
ですから、生理中などの月経期には、栄養価の高い物や造血作用のある鉄分・葉酸を含む物を食べる事もオススメです。
妊活中に注意すべきNGな食べ物・飲み物は?
生ものやアルコール等、妊娠中に避けた方が良いと言われている物はいくつかあります。
妊活中にも悪いと言われる食べ物や飲み物はあるのでしょうか。
妊活中の食べ物で生肉は極力避ける方が良い
妊活中、気を付けたいのが生肉です。
肉類には「トキソプラズマ」という寄生虫がいる事があります。
生で食べる事によって、私たち人間にも感染する事があるのです。
妊娠中にトキソプラズマに感染した場合、胎盤を通じてお腹の赤ちゃんにも感染し先天性障害の原因となる事があります。
絶対に禁止と言う訳ではありませんが、妊活中であれば気付かないうちに妊娠している可能性もありますよね。
ですから、妊活中から気を付けた方がより安全でしょう。
妊活中にレバーやうなぎはダメなの?
妊娠中に気を付けるべき食べ物としてよく挙がるのが「レバー」や「うなぎ」です。
レバーやうなぎは栄養価が高く、妊娠中に必要な栄養素を豊富に含む食べ物。
しかし、問題なのが「ビタミンA(レチノール)」です。
レバーやうなぎには動物性のビタミンAであるレチノールが豊富に含まれています。
妊娠初期のレチノールの過剰摂取は、胎児の奇形のリスクとなるのです。
ですから、本格的に妊活を行っている場合には、レバーやうなぎの食べ過ぎには注意をしましょう。
妊活中はアルコールやカフェインを含む飲み物は避けよう
妊活中に良くない物として「アルコール」や「カフェイン」を含む飲み物が挙げられます。
これらの飲み物は身体を冷やすため、妊活の妨げとなる事があるのです。
とは言え、アルコールやコーヒー等が大好きでストレス解消の一つとしている人もいますよね。
絶対にダメと言う訳ではありませんが、毎日飲む事は身体を冷やす原因になります。
そのため、ほどほどに留めておきましょう。
妊活中に良い食べ物の栄養素が摂れるのが葉酸サプリ
ここまで、妊活中や妊娠初期に良い食べ物や栄養素についてお話してきました。
それらの栄養素が一度に、そして確実に摂れるのが「葉酸サプリ」です。
葉酸は、妊活中や妊娠初期にしっかりと摂る事で、胎児の神経管閉鎖障害などの先天性奇形のリスクを約70%低減してくれる栄養素。
そのため、厚生労働省は妊活中から1日400ugの摂取を推奨しています。
しかし葉酸は食べ物からの摂取による吸収率が良くありません。
葉酸サプリなら、吸収率は約90%と高く確実に摂る事が出来るのです。
この様に、葉酸サプリはもともと葉酸を摂る為の物。
しかし、妊婦さん向けに作られたサプリには、葉酸の他に鉄分やカルシウム、ビタミンCやE、B6等の妊活や妊娠に良い栄養素が配合されているのです。
妊活中や妊娠中にどの様な葉酸サプリを選んだら良いのか、こちらの記事で詳しく解説しています。
⇒「妊娠中に選ぶべき安全な葉酸サプリとは?」
妊活中の食べ物についてのまとめ
妊活に良い食べ物や栄養素は沢山あります。
結論としては、身体を温めたりホルモンバランスを整えたり、活性酸素を除去したりと、女性自身の身体を健康的に保ってくれる食べ物が良いのです。
妊活中とはいつ妊娠しても良い状態。
赤ちゃんを授かった時に備え、妊娠初期に必要な栄養素を摂り、逆に避けるべき食べ物を避ける事が大切です。
妊活にも妊娠にも必要な栄養素が含まれているのが、葉酸サプリメント。
様々な栄養素を食べ物からバランス良く摂り、足りない分をサプリで補うのがオススメです。
当サイトでは、妊活中から安心して飲む事が出来る安全性の高い葉酸サプリについてご紹介しています。
是非、参考にしてみて下さいね。
【葉酸サプリの総合的なオススメ3選】
当サイトでオススメしている葉酸サプリです。 実際に試して、安全に飲む事が出来るサプリを厳選しています。-
ベルタ葉酸
天然酵母由来のモノグルタミン酸型葉酸を100%配合。小さめの粒で飲みやすく味や臭いもほとんどありません。鉄分・Ca・ミネラルなど妊娠中に必要な栄養素や嬉しい美容成分もバランス良く配合。ビタミンの過剰摂取に配慮された配合になっており、化学合成添加物も無添加で妊娠中に安心して飲めるサプリメントです。
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プレミン
天然由来のモノグルタミン酸型葉酸。粒は小さめで飲みやすく配慮されています。葉酸の働きを助ける栄養素や、妊娠中に欠かせないCaや鉄分も配合。化学合成添加物は不使用ですから、妊娠中にも安心して飲めるサプリメントです。成分・安全性・コストパフォーマンスにおいて、とてもバランスの良いサプリでしょう。
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はぐくみ葉酸
オーガニックレモンから抽出したモノグルタミン酸型葉酸を配合。小さめの粒は飲みやすく、味や臭いも気になりません。化学合成添加物は無添加。妊娠中に必要な栄養素など、15種類のビタミン・ミネラルをたっぷり配合。その全てが天然由来です。栄養士による食事についてのサポートが受けられる特典があります。