妊婦とビタミンA

妊娠中は、お腹の赤ちゃんのためにどんな栄養素を摂るべきか、また避けるべき栄養素はどんな物なのかママは気になりますよね。
特に妊娠中に摂り過ぎると、お腹の赤ちゃんの成長を妨げる栄養素については、知っておく必要があるでしょう。

中でも気を付けたいのが、脂溶性ビタミンの一種「ビタミンA」です。
脂溶性ビタミンとは、その字の通り脂に溶けやすいビタミンの事なのですが、体内に蓄積されやすい為、過剰摂取になりやすい栄養素。

しかし、ビタミンAは妊婦さん向けのサプリメントにも配合されている事の多い栄養素です。
妊娠中、ビタミンAは必要なのか、それとも避けるべきなのか、迷ってしまうママは多いのでは無いでしょうか。

そこで今回は、妊婦のビタミンAの摂取について詳しくお伝えしたいと思います。

妊婦さんはビタミンAに気を付けるべき?

ビタミンには、多くを摂取しても必要の無い分は尿などによって排出される「水溶性ビタミン」と、余った分が体内に蓄えられる「脂溶性ビタミン」があります。
水溶性ビタミンについては、過剰摂取の心配がほとんどありません。
しかし、脂溶性ビタミンは、多く摂取し過ぎた場合には過剰摂取になる恐れがあるのです。

脂溶性ビタミンの中でも、妊娠中に注意すべきなのが「ビタミンA」です。
しかし、実はビタミンAには、動物性由来の「レチノール」と植物性由来の「ベータカロテン」の2種類が存在します。

気を付けなければならないのは、レバーやうなぎ等に多く含まれるレチノールです。
妊娠中のレチノールの過剰摂取については、様々な研究報告がされています。

妊婦さんのビタミンAの過剰摂取は胎児の奇形に繋がる

妊娠中のビタミンA(レチノール)の過剰摂取は、お腹の赤ちゃんの奇形に繋がると言われているのです。
特に、薬や栄養素の影響を受けやすい妊娠初期は、注意が必要と言えます。
厚生労働省も摂り過ぎについては注意を促しています。

妊婦の1日のビタミンA摂取基準は?

厚生労働省の推奨する1日のビタミンA摂取量は、成人男女で650~700mg、妊娠後期にはプラス80ugとなっています。
また、上限摂取量については2700ugとなっており、これを越えて摂取するのは摂りすぎと言う事です。

レチノールの多い食べ物トップ10

妊娠中、摂りすぎに気を付けたいレチノール。
レチノールを多く含む食べ物や食材についてまとめてみました。

順位 食品名 レチノール
1位 鶏肉レバー 14000ug
2位 豚肉レバー 13000ug
3位 あんこうの肝 8300ug
4位 うなぎの肝 4400ug
5位 レバーペースト 4300ug
6位 ほたるいか 1500ug
7位 うなぎの蒲焼き 1500ug
8位 ぎんだら 1100ug
9位 あなご 890ug
10位 すじこ 670ug

(レチノールを多く含む食品トップ10)

妊娠中にレチノールを摂り過ぎないために、こちらの表を参考にしてみて下さいね。

厚労省は妊婦さんにビタミンAを推奨している

厚労省は妊婦さんにビタミンAを推奨

妊娠中のビタミンAの過剰摂取の影響について色々とお話してきました。
しかし、気を付けなければならないのは、あくまでもレチノールの過剰摂取についてです。
厚生労働省は、妊娠中にもビタミンAをしっかりと摂るようにと推奨しています。

ビタミンAは、私たちの身体の免疫力を高め、また粘膜を強化してくれる栄養素。
免疫力が低下しやすい妊娠中には、特にしっかりと摂りたいものです。
レチノールの過剰摂取に気を付けながら、工夫してビタミンAを摂る事が大切でしょう。

ビタミンAは欠乏しても胎児の奇形に繋がる

ビタミンAの過剰摂取は、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼす原因となります。
しかし、逆に欠乏した場合にも、奇形に繋がると言われています。
ビタミンAは適切に摂る事で、赤ちゃんがお腹の中で成長する際に欠かせない栄養素の一つなのです。

妊婦さんは野菜などの食品からビタミンAを摂ろう

妊娠中に必要なビタミンAを摂るには、レチノールでは無く野菜など植物性由来のベータカロテンから摂りましょう。
ベータカロテンは私達の身体の中で、必要に応じてレチノールへと変換され、残りは活性酸素を除去し免疫力を高めてくれるとても優秀な栄養素なのです。

ベータカロテンの多い食べ物トップ10

妊娠中に積極的に摂りたいベータカロテン。
ベータカロテンを多く含む食品や食材についてまとめてみました。

順位 食品名 ベータカロテン
1位 しそ 11000ug
2位 モロヘイヤ 10000ug
3位 にんじん 8600ug
4位 パセリ 7400ug
5位 バジル 6300ug
6位 ほうれん草(ゆで) 5400ug
7位 あしたば(生) 5300ug
8位 しゅんぎく(ゆで) 5300ug
9位 よもぎ 5300ug
10位 大根の葉 4400ug

(ベータカロテンを多く含む食品トップ10)

妊娠中にベータカロテンを積極的に摂りたい時は、こちらの表を是非参考にしてみて下さいね。

サプリを複数飲んでいる妊婦さんは要注意

サプリを複数飲んでいる妊婦さんは要注意

毎日の食事での摂り過ぎに気を付けたいビタミンAですが、サプリメントを複数飲んでいる妊婦さんは要注意です。
ビタミンAは、様々なサプリに配合されている栄養素。

さらに、サプリメントはそれぞれの栄養素が吸収されやすいように作られています。
そのため、色々な物を飲んでいる場合には、過剰摂取になりやすいのです。

何気なく飲んでいるサプリメントによって、知らず知らずのうちにビタミンAの過剰摂取になってしまう場合もあるでしょう。
妊娠中に必要な栄養素をサプリメントで摂りたい場合には、鉄分、カルシウム、葉酸、ビタミンA、ビタミンCなどが一つに配合された物がオススメ。

また、サプリメントについては用量を守って飲む事も過剰摂取を防ぐ重要なポイントです。

妊婦さんとビタミンAについてのまとめ

妊婦さんとビタミンAについてのまとめ

ビタミンAには、動物性由来の「レチノール」と植物性由来の「ベータカロテン」の2種類が存在します。
妊娠中に気をつけるべきなのは「レチノール」。
妊娠初期のレチノールの過剰摂取は胎児の奇形の原因となるため、厚生労働省も勧告しています。

しかし、そもそもビタミンAは私達の身体やお腹の赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素。
妊娠中はビタミンAが欠乏しても胎児の成長の妨げになります。

そこで妊婦さんにオススメなのが、過剰摂取の心配の無いベータカロテンです。
妊娠中は、野菜などから植物性由来のビタミンAを摂りましょう。

また、妊娠中に必要な栄養素には様々な物があり、サプリメントで補っているママは多いかと思います。
複数のサプリメントを併用する事は、ビタミンAの過剰摂取に繋がります。
そのため、サプリを飲みたい場合には、1つで必要な栄養素が摂れる物がオススメです。

当サイトでは、ビタミンAの過剰摂取に配慮され、カルシウムや鉄分などの妊娠中に必要な栄養素が一度に摂れる葉酸サプリメントについてご紹介しています。
気になる方は参考にしてみて下さいね。

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