葉酸は産後のうつや認知症の予防

葉酸は、妊娠初期や妊娠中に摂ることで、赤ちゃんの先天性の障害を防いだり、健やかな成長と発達をサポートする働きがある葉酸ですが、実は葉酸というのは妊娠中だけではなく産後のうつや認知症にまで効果があるということを知っていますか?
葉酸が、産後のうつや認知症にどのように働きかけ効果をもたらすのかを、詳しく紹介していきます。

産後うつへの葉酸の効果

産後はホルモンのバランスが乱れやすく精神的にも不安定になりやすいため「うつ」の様な症状に悩まされるママも少なくありません。
赤ちゃんが産まれて毎日幸せなハズなのに、なぜか少しのことでイライラしてしまったり、訳もなく悲しくなって涙が止まらないなどの辛い症状に戸惑うママも少なくありません。

産後うつとマタニティーブルーの違いは?

産後は、ホルモンの激変により情緒不安定になりやすく自律神経が乱れることから、自分でも止められない程イライラしてしまったり、訳もなく悲しくなるなどの他、不安感、不眠、注意散漫などの精神症状に陥ることがあります。
産後2~3日頃から始まり2週間もすれば自然と治まってくる人が多く、この場合には「マタニティーブルー」と呼ばれます。
マタニティーブルーは約半数のママが経験しており自然と治るものなので、「出産したら自分にもそんなことが起こるかもしれない!」「自然と治るから大丈夫!」と心構えしておくだけでも少し安心できますね。

しかしこの情緒不安定などの症状が何ヶ月も続く場合、一過性のものではなく「産後うつ」が疑われます。

・最近笑っていない
・子育てに対する不安が大きい
・自分はダメなママだと思う
・訳もなく不安や恐怖を感じる
・疲れているのに寝つけない

上記の様に、産後うつの症状は単に感情の起伏の問題だけではなく赤ちゃんが泣いているのは自分のせいだとか、自分はダメなママなんだと責めるなど「楽しいと思えない」「毎日大変」「自分は不幸」という様な思考が目立ちます。

初めての育児は誰もが不安で、最初から完璧には出来ません。
私自身も3人目を産んでやっと、心から子育てを楽しむ余裕が出てきたぐらいです。
そして、子育てはママ一人の仕事ではないと私は思うので、疲れた時には周りの人を頼ったり、不安に思うことは恥ずかしがらずに、どんどん先輩ママなどに相談してみると良いでしょう。
話すだけでも、共感してもらえるだけでも心がスーッと軽くなったりしますからね。

葉酸には抗うつの効果がある

葉酸には、ホルモンのバランスや自律神経を整え、精神的にリラックスさせるという「抗うつ」の効果があります。
ホルモンのバランスが乱れると、感情のコントロールが効きにくくなりますし、自律神経の乱れは様々な体調不良を招きます。
マタニティーブルーとは、まさに産後の自律神経失調症の状態を言うのです。

また、「心の病気」と思われがちなうつ病ですが、実は脳の神経系の異常が関わっています。
うつ病の原因のひとつに、神経伝達物質であるセロトニンの不足が挙げられますが、このセロトニン不足の原因のひとつは葉酸不足なのです。
セロトニンが不足すると精神的に不安定になりやすい事が分かっています。
葉酸をしっかりと摂取することでセロトニンが正常に生成され精神的にも安定しやすくなる事から、うつの予防や改善への効果が期待されます。

葉酸には、うつの治療のために処方される「抗うつ剤」の効果を上げる作用もありますし、うつ病患者の約8割が葉酸不足であったという調査結果もあります。
そのため、うつ病の予防や改善に葉酸はとても重要な役割を果たしてくれるということが分かります。

産後は特に授乳によって栄養不足の状態になりやすく葉酸も不足しやすいので、妊娠中から葉酸を積極的に摂っているというママには、産後うつの予防のためにも、是非そのまま摂り続けることをオススメします。

ビタミンB群はうつを予防する

葉酸を始めとするビタミンB群には、うつの予防に効果的な働きがある事が分かっています。

ビタミンB12

ビタミンB12には造血作用があるため、葉酸と共に「造血ビタミン」と呼ばれ妊娠中にも積極的に摂ることを推奨されている栄養素のひとつなのですが、実は神経の伝達をスムーズにし精神的にリラックスさせる効果もあります。

ビタミンB12が欠乏すると、神経伝達が上手くいかないことから神経が過敏になりイライラしたり憂うつになるなど、精神的に不安定な症状が表れます。
ビタミンB12をしっかりと摂取することで神経伝達を正常に保つ事が出来るので、脳の神経の異常が関わっているうつ病の予防や改善にも効果的なのです。

ビタミンB6

ビタミンB6にも、ビタミンB12と同様に気分を落ち着かせたり神経システムを正常化する働きがあります。
精神の安定に欠かせない脳内物質のセロトニンを作り出す働きがあるのです。
セロトニンは気分を安定させたり睡眠を正常にしたりする働きがあるため、うつ病の治療に用いられる抗うつ剤にも使われています。

ビタミンB6が欠乏すると、貧血やうつ病・不眠症などの症状が表れます。
ビタミンB6には、貧血や動脈硬化を防ぐ働きもあるため妊娠中にも積極的に摂りたい栄養素のひとつですが、1日の摂取量の上限は100mgなので、過剰摂取にならないように気をつけて摂りましょう。

産後うつのための葉酸摂取量は?

厚生労働省が推奨している産後の葉酸摂取量は普段の食事から100ug、サプリメントなどから240ugの合計340ugですので、この量を摂っていれば産後うつの予防には効果が期待できるでしょう。

葉酸を摂るにはサプリメントが良い

厚生労働省がサプリメントを推奨している理由は、葉酸の吸収率にあります。
葉酸は水溶性ビタミンなので水洗いや加熱調理に弱く、調理後には約半分の量になってしまいます。
さらに、食品からの吸収率は約50%なので食事から摂ろうとした場合、含有量の約4分の1しか吸収されないということになるのです。
それに対してサプリメントの吸収率は約90%と高いため確実に葉酸を摂ることができるのです。

また、サプリメントには先程お話したビタミンB12やビタミンB6などの栄養素も配合されているため、サプリメントひとつで産後のうつに効果的な栄養素をしっかりと摂ることがきます。
そして、過剰摂取にならないような量を計算して配合されていますので授乳中でも安心して飲むことができるのです。

認知症の葉酸の効果

認知症の葉酸の効果

葉酸は胎児の先天性異常を防いだり、赤ちゃんの健やかな成長や産後のママの身体にとって欠かせない栄養素なので「葉酸=妊娠」という印象が強いかと思いますが、実は認知症の予防にも効果的だということを知っていましたか?

健康で長生きしたいという気持ちは誰もが持っているものですよね。
葉酸が認知症にどのような働きをしてくれるのかを紹介していきます。

葉酸が欠乏すると認知症になりやすい?

葉酸が欠乏すると、肝臓で作られるホモシステインという物質が増えます。
ホモシステインが増えると活性酸素が発生し血管の細胞を傷つけ、血管は柔軟性を失って硬くなってしまい動脈硬化を招きます。
さらにホモシステインの血中濃度が高いと血液が固まりやすくなり、硬くなった血管は破裂する危険も生じてしまいます。

心臓の血管が詰まれば心筋梗塞、脳の血管が詰まれば脳梗塞となるのです。
そして脳の血液が上手く循環しないことから、認知症のリスクが上がってしまうのです。
また、ホモシステインの血中濃度が高いとアルツハイマー型認知症の原因となるB-アミロイドという物質が増えることからも、葉酸不足の人は認知症になりやすいということになります。

葉酸はホモシステインの濃度を下げて認知症を予防する

葉酸にはホモシステインの血中濃度を下げる働きがあります。
先程お話したように、ホモシステインは認知症の原因のひとつですから、葉酸を摂ることでホモシステインの血中濃度が下がるということは認知症の予防に効果的なのです。

まとめ

葉酸には、妊娠中のみならず産後のうつや、認知症の予防にも最適です。
また、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病の予防にも効果的ですから、妊娠中はもちろん、性別・年齢に関わらず人間の健康には欠かせない栄養素と言えるでしょう。
毎日のバランスの良い食事に加えサプリメントなどで240ugの葉酸を摂取することをオススメします。

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