葉酸と吸収

お腹赤ちゃんの先天性奇形を防ぐ事で知られる葉酸ですが、その他にも貧血予防やホルモンバランスを整える働きなど、様々な効果が期待できる栄養素です。
妊活中の女性や妊婦さんなど、積極的に葉酸を摂っている人も多い事でしょう。

せっかくならば、より効果的に摂りたいと思いますよね。
一緒に摂ることで、葉酸がしっかりと吸収されるのを助け、その効果を更に引き出してくれる栄養素があります。

葉酸と一緒に摂りたい栄養素について、詳しくお話しましょう。

葉酸が機能するには他の栄養素の助けが必要

意外に思われるかもしれませんが、葉酸は単体ではほとんど働く事が出来ません。
他の栄養素と協力して、様々な働きをするのです。

葉酸の吸収率はあまり良くない

食品から摂れる葉酸(ポリグルタミン酸型)の吸収率は、約50%とあまり良くありません。
吸収率を上げるように合成されているサプリメント等(モノグルタミン酸型)は、約90%と高めです。

しかし、葉酸は水溶性ビタミンの仲間ですから、吸収されなかった分は身体に蓄積されず、尿などで排出されるという性質を持っています。
ですから、一度の摂取でどれだけ吸収出来るかが、その後の効果にも関わってくるのです。

葉酸を吸収する部位は?

葉酸は、胃で消化しやすくされた後、腸の一部である”空腸”と場所から吸収されます。
空腸から吸収された葉酸は、細胞分裂に関わる酵素を助ける「補酵素」となり、肝臓で働くのです。

葉酸と一緒に摂りたい栄養素

葉酸と一緒に摂りたい栄養素

それでは、葉酸の働きや吸収を助ける栄養素を見ていきましょう。

ビタミンB12

葉酸の吸収を助ける栄養素の代表格とも言えるのがビタミンB12です。

ビタミンB12は、胃液の分泌を促し葉酸の消化・吸収を助けます。
それだけでは無く、ビタミンB12は葉酸と共に赤血球を作る働きをしていますから、妊娠中に欠かせない栄養素のひとつとも言えるのです。

ビタミンB12は野菜や果物には含まれていませんので、肉類や、魚介類から摂る必要があるでしょう。

レバー・あさり・牡蠣・さんま・カツオ・海苔などに豊富に含まれています。

余談ですが、ビタミンB12の吸収には胃の壁細胞から分泌される内因子が必要です。
病気などで胃を切除している人は、ビタミンB12が欠乏しやすいと言われていますから注意が必要でしょう。

ビタミンB6

ビタミンB6も、葉酸の吸収や働きを助けます。
また、葉酸と一緒に摂る事で、動脈硬化性疾患の原因のひとつであるホモシステインの血中濃度を下げる効果もあるのです。

レバーや魚介類・ナッツなどに豊富に含まれていますが、ビタミンB6の1日の上限摂取量は45mgですから、摂りすぎには注意しましょう。

鉄分

鉄分は、ビタミンB12と同様、葉酸と共に赤血球を作る働きをしています。
あまり知られていないかもしれませんが、血液というのは鉄分・葉酸・ビタミンB12が揃って初めて作られるのです。

妊娠中は貧血になってしまう妊婦さんも多い事でしょう。
葉酸と一緒に鉄分をしっかりと摂る事は、貧血予防に効果的にです。

ビタミンC

ビタミンCにも、葉酸の吸収や働きを助ける作用があります。
また、妊娠中に低下しがちな免疫力を高める効果や、葉酸と共に血液を作る鉄分の吸収も助けてくれるのです。
ですから、ビタミンCは妊婦さんに是非摂って欲しい栄養素のひとつと言えるでしょう。

亜鉛

亜鉛には、葉酸と似た作用があり、一緒に摂ることで妊娠力をupさせると言われています。
また、葉酸の吸収を妨げるアルコールを分解する作用もありますから、直接的ではありませんが葉酸の吸収を助ける働きをしているのです。

亜鉛は、妊活中の人には特に葉酸と一緒に摂ってもらいたい栄養素のひとつでしょう。

葉酸の吸収を阻害する物

葉酸の吸収を阻害する物

葉酸の吸収を助ける栄養素を紹介しましたが、逆に一緒に摂ることで葉酸の吸収を阻害する物もあります。

アルコール

アルコールの大量摂取は、葉酸の吸収おより代謝を妨げます。
少しの晩酌程度なら問題はありませんが、毎日大量に飲む行為はオススメできません。

タバコ

タバコも葉酸の吸収を阻害します。
喫煙者は、そうでない人に比べて血中の葉酸濃度が低いという研究報告もあるのです。

タバコは、それ以外にも様々な健康被害を招き、妊娠中には特に避けるべき物ですから、吸わないに越した事は無いでしょう。

葉酸の吸収不全や吸収障害が招く物とは

葉酸の吸収不全や吸収障害によって、体内の葉酸が著しく欠乏すると、葉酸欠乏症という病気を発症します。

その結果、悪性貧血と呼ばれる「巨赤芽球性貧血」という貧血を引き起こし、立ちくらみ・めまい・頭痛・息切れなどの症状にみまわれる事があるのです。

悪性貧血は、検査をしなければ普通の貧血との見分けがつきにくいのと、治療法も異なる為、病院での治療が必要となります。
悪性貧血になると全身の血液の巡りが悪くなり、血液や酸素が行き渡らなくなりますから、妊娠中には特に気をつけなければなりません。

葉酸の効果を促進するサプリの飲み方

葉酸の効果を促進するサプリの飲み方

葉酸が、より効果的に働く為には、サプリメントの飲み方を工夫するという手もあります。

時間を空けて飲むと効果的

葉酸サプリは、1日分の葉酸量が、厚生労働省の推奨量である400ugとなっている物が多いかと思います。
しかし、水溶性ビタミンである葉酸の性質上、一度に沢山摂っても必要の無い分は尿などで排出されてしまうのです。
ですから、1日分の用量を朝・昼・晩など数回に分けて飲むと効果的でしょう。

空腹の時間に飲む

葉酸の吸収率が一番良いタイミングとしては、空腹時でしょう。
また、サプリメントがしっかりと胃の中で溶けるには、たっぷりの水が必要です。
ですから、食事の前や、朝起きたタイミング等に、たっぷりの水又はぬるま湯で飲みましょう。

葉酸と吸収についてのまとめ

水溶性ビタミンである葉酸は、吸収率があまり良くなく、単体では上手く働きません。
また、一度に沢山摂っても必要の無い分は尿などで排出されてしまいます。
葉酸の吸収や働きを助ける、ビタミンB12やB6・ビタミンCや鉄分などと一緒に摂るのが効果的です。
ですから、葉酸サプリメントを選ぶ際には、それらの栄養素が配合された物を選ぶのが理想的でしょう。

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