赤ちゃんの発達障害と自閉症を守る

発達障害とは、行動やコミュニケーション、社会適応の問題を主とする障害の事です。
発達障害は親の育て方や環境のせいではなく、先天的な脳の機能の障害から来る事が分かっています。
こちらでは、発達障害についての基礎知識や、お腹の赤ちゃんを発達障害から守るために出来る事などを紹介していきます。

発達障害とは?

発達障害者支援法によると、下記のように定義されています。

「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」
(文部科学省より引用)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/hattatu.htm

発達障害の種類と特徴

発達障害という言葉はよく耳にしますし、何となくのイメージは皆さん持っている事でしょう。
では、具体的に発達障害にはどのようなものがあるのでしょう。

自閉症

自閉症とは、先天性の脳機能障害であり「周囲との交流困難」「言語発達の遅れ」「限定的な趣味の対象と動作の反復性」などの特徴があり、これらは通常3歳頃までに現れると言われています。
相手の気持ちを理解する事が得意ではなく、また興味も湧かないため周りの友達に馴染むことが難しいのです。
また、こだわりが強く自分の中での決まった行動パターンなどを繰り返し、それが出来ない時や妨害された時には強い拒否反応から癇癪を起こすこともあります。

そして多くのママが心配するのが、言語発達の遅れです。
言葉の意味は分かっている様子なのに話さない、また相手の言葉をオウム返しするなどの特徴があります。
一般的には3歳になっても言葉が出ない場合、専門科に相談することを勧められることが多いと言えます。

自閉症は言語理解に関しては不得意なのですが、積み木やパズルといった視覚的な空間認知に関しては比較的得意とされています。
また「サヴァン症候群」と呼ばれる一般的にはない特殊な能力、いわば天才と呼ばれるような才能を持っている子も多いのです。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群という言葉が認知されてきたのは、比較的最近のことでしょう。
その症状や特徴には様々なものがあり、本人の個性とも見られるものも多く、中々把握するのが難しい障害なのです。
アスペルガー症候群は、自閉症スペクトラムという大きな枠の中の1つとして捉えられています。
対人関係やコミュニケーション障害と強い拘りなどの脅迫的傾向を併せ持つのが特徴ですが、自閉症のような言葉の遅れや知的な遅れが無いことが決定的な定義となります。
アスペルガー症候群の定義は未だに難しい所もあり、時代と共にどんどん新しくなっていますので、今後の動向にも目を向ける必要があるかと思います。

学習障害(LD)

学習障害とは、知的には一般的レベルであるのに特異的学習(読み・書き・算数)に困難がある人を指します。
これら全てが当てはまることは少なく、重度・軽度などの差も人それぞれです。
先天的に脳の中枢神経の働きに障害があることが原因とされています。

周りから単に「苦手」と捉えられることも多く、本人も自信を無くしてしまう場合が多いので、早期に発見し対応することと周りの理解がとても大切です。

注意欠陥多動性障害(ADHD)

注意欠陥多動性障害とは、主に「不注意」「多動性」「衝動性」という3つの特徴があり、こうした症状を2つ以上併せ持つ先天性の脳の障害です。
集中力が無く怒りっぽい、落ち着きがなく座っていられない、思いついた行動を考える前に実行してしまうなどの行動が目立ちます。

注意欠陥多動性障害も、周囲から本人の個性と捉えられることが多く理解を得にくいため、本人や親のしつけに問題があるという誤解を受けやすいのです。
また、衝動性に関しては友達とのトラブルが絶えないなどの他に、危険な場所での衝動的な行動によってのトラブルにも巻き込まれやすいため、注意が必要です。
心理社会的治療、また薬による治療という方法もありますので、本人の自尊心が低くなってしまう前に、早期に診断を受け対応することが大切です。

赤ちゃんの発達障害の兆候は?

発達障害は、幼児期のうちにその診断が下されることが多いのが特徴ですが、発達障害の人の多くに赤ちゃんの頃から何らかの兆候が見られていたことや、発達障害には早期発見と早期療育が大切であることが分かってきました。
では具体的にどんな兆候が現れるのでしょうか?

赤ちゃんの発達障害チェック

  • 人見知りをしない
  • 後追いをしない
  • 抱っこをせがまない、嫌がる
  • 名前を呼んでも振り向かない
  • あやしても笑わない
  • 視線が合わない
  • 真似をしない
  • 指差しをしない

上記の項目はあくまでも統計的なものであり、当てはまるからと言って必ずしも発達障害だとは言い切れません。
しかし先程もお話したように、発達障害は早期発見と早期療育が大切ですので目安の1つとして紹介しています。

発達障害かどうかはいつ分かるの?

早期発見が必要な発達障害ですが、個性との区別が付きにくく、また個人差もあるためハッキリと分かるのには発達段階によって順番にというケースが多い障害でもあります。
例えば、言葉の遅れに関しては一般的に言葉を話し始める1歳半以降から、行動の問題は歩いて動き回れるようになってから、集団行動での問題は幼稚園などの集団生活が始まってから分かるというケースが多いのです。
しかし、先程の発達障害の兆候などを踏まえた上で定期健診等で相談に乗ってもらうという事も出来ます。

私の長男は本当に癇癪がひどく、こだわりも強かったため、特に1人目の子育てで何もかもが初めてだった私にとっては本当に育てにくい子でした(笑)
私も「もしかして、発達障害?」と思った事もありましたが、定期健診で保健師の方に相談に乗ってもらい気持ちがとても軽くなったのを覚えています。
今では兄弟1のしっかり者に育った長男、今ではあの頃を懐かしくも思います。
何よりママの不安が解消されることにも繋がりますから、「うちの子ちょっと育てにくいな」と思ったら相談してみることをオススメします。

赤ちゃんを自閉症などの発達障害から守るために出来ること

赤ちゃんを自閉症などの発達障害から守る

自閉症などの発達障害が先天的なものだというお話をしましたが、お腹の中にいるうちに発達障害を防ぐために出来る事は無いのでしょうか?

赤ちゃんが自閉症などの発達障害を発症してしまう原因は?

発達障害の原因には様々なものがありますが、妊娠中のママの状態で赤ちゃんが発達障害になってしまう可能性もあります。
インフルエンザや風疹等のウイルス疾患や、妊娠高血圧症候群、栄養不足などもその1つです。
また、ダイオキシンや食品添加物、喫煙や飲酒、医薬品やワクチン接種なども脳に影響を与える要因として考えられています。
喫煙に関しては、自閉症のリスクが1.4倍にもなると言われています。

赤ちゃんを発達障害から守るための妊娠中の生活

・喫煙や飲酒は避ける
・薬やワクチン接種を控える
・インスタント食品を控え、栄養バランスの整った食事を心がける

葉酸の摂取で自閉症のリスクが下がる!

妊娠中にはもちろん、栄養バランスの整った食事が必要不可欠ですが、中でも葉酸は赤ちゃんの脳の神経を作るのにとても大切な役割をしています。

葉酸は、赤ちゃんの「神経管閉鎖障害」のリスクを軽減するために厚生労働省も積極的な接種を推奨しています。
葉酸にはDNAの形成を助ける働きがあり、脳の神経細胞が作られる時にも役立っています。
葉酸が不足するとDNAが上手くコピーされないことから、様々な先天的な障害を引き起こすことも分かっています。
葉酸をしっかりと摂ることは、脳の神経を正常に作ることにも繋がりますので、発達障害を防ぐのに効果的と言えます。

葉酸はどうやってどれくらい摂ったら良いの?

厚生労働省が妊婦さんに推奨している葉酸の1日の摂取量は、普段の食事以外にサプリメントなどから400ugです。
サプリメントが推奨されているのは、食品からの摂取が50%の吸収率なのに対して、サプリメントからの摂取ですと90%と吸収率が高いからです。
また、サプリメントにはビタミンB6やB12、鉄分やカルシウムなど、妊娠中に必要な栄養素がバランス良く配合されている物が多く、用量を守って摂取していれば過剰摂取にもなりませんのでオススメです。

発達障害のよくあるQ&A

赤ちゃんが人見知りをしません。自閉症を心配しています。
人見知りをしないというのが発達障害の兆候のひとつにありますが、それだけで自閉症だとは言い切れません。
元々の個性として人見知りをしない子供も沢山いますし、うちの娘もそうでした。
今後例えば、後追いをしない、目が合わない、言葉が遅いなど他の兆候もあり続くようであれば一度専門科などで相談してみると良いでしょう。
赤ちゃんが抱っこを嫌がります。発達障害の可能性がありますか?
自閉症の赤ちゃんは、抱っこを嫌がる傾向があります。
ママやパパでも常に嫌がったり、抱っこをしてとせがまなかったり、目が合わないなどの兆候が見られる場合は専門科などで相談してみるのも良いでしょう。
ただ、たまに嫌がる時がある、普段あまり接しない人の抱っこを嫌がるなどの場合はあまり気にしなくても良いレベルかと思います。
赤ちゃんの癇癪がすごいんですが、何か発達障害の可能性はありますか?
自閉症の赤ちゃんは、抱っこを嫌がる傾向があります。
その子の個性として、癇癪が強い子は沢山いますので、それだけで発達障害とは言い切れません。
うちの長男も癇癪は酷かったですが今は何の問題もなく、むしろしっかり者の小学生です。
ただ、他の兆候が見られる時には専門科などで相談してみるのも良いと思います。
うちの赤ちゃんはよく奇声を発するのですが、発達障害なのでしょうか?
自閉症の赤ちゃんは、抱っこを嫌がる傾向があります。
赤ちゃんが奇声を発することは良くあることです。
「嬉しい」「楽しい」「眠たい」「機嫌が悪い」などの感情表現のひとつであることが多いので、奇声を発するというだけで発達障害だということは言い切れません。
奇声が3歳を過ぎても治らず、言葉が出ないなどその他の兆候が見られた場合には、専門科などで相談してみることをオススメします。

まとめ

発達障害は、かつては親の育て方やしつけが悪いと言われていましたが、今は先天的な脳の機能の異常から来るものだという事がハッキリと分かっています。
妊娠中、お腹の赤ちゃんを自閉症などの発達障害から守るためには、医薬品やワクチンに気を付けること、喫煙や飲酒などを避けること、そして葉酸を始めとした栄養素をバランス良く摂ることが大切です。
妊娠中は「してはいけない」「食べてはいけない」という制限が多く、ママはいつも気を付けて生活していてストレスも溜まってしまいますよね。
しかし、お腹の赤ちゃんを健康で元気に産んであげられるように、あと少しだけ気を付けてみてはいかがでしょうか。

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