貧血体質の女性・妊婦に葉酸

貧血予防には何よりレバーやほうれん草など「鉄分」というイメージが強いかと思います。
しかし実は、血液を作り出すには鉄分だけでは不十分だと言うことを知っていますか?

鉄分を積極的に摂っているのに、貧血体質が治らないという女性や妊婦さんは私の周りにも結構いるのですが、そんな人にこそ是非「葉酸」を摂取してもらいたいと思います。
こちらでは、葉酸が貧血の予防や改善にどのように効果的なのかを紹介していきます。

まずは貧血について知ろう

貧血には、鉄分不足による「鉄欠乏性貧血」と間違った遺伝子情報を持った赤血球が増えてしまうことによる「悪性貧血」と呼ばれるものがあります。
一般的に貧血と言うと、鉄欠乏性貧血のことを指している場合が多いでしょう。

鉄欠乏性貧血のメカニズム

鉄欠乏性貧血とは、血液中の赤血球、またはヘモグロビンが減少した状態を言い、体内の鉄が不足するために起こります。
赤血球は身体中に酸素を運ぶ働きをしていますので、貧血になると体の中に十分な酸素が行き渡らなくなります。
それにより、めまいや動悸、手足の冷えやしびれ、頭痛や吐き気などの症状がを引き起こすのです。
女性には生理があるため、約1割程の人が貧血だと言われています。

悪性貧血のメカニズム

正式には「巨血芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)」と言い、鉄分不足が原因で起こる鉄欠乏性貧血に対して、この悪性貧血は葉酸やのビタミンB12などの不足によって引き起こされることが分かっています。

血液の生成には、鉄分に加え葉酸やビタミンB12が必要なのです。
しかし、葉酸やビタミンB12が不足することによって、赤血球が上手く作られず、間違った遺伝子情報を持った赤血球(巨赤血球)が脊髄に溜まり、血液の循環を阻害してしまうことから起こる貧血があります。
それが、悪性貧血です。

めまいや立ちくらみ、倦怠感など一般的な貧血(鉄欠乏性貧血)と同じような症状に加え、悪性貧血では舌の痛みや萎縮性胃炎、知覚障害、認知症などの様々な症状が現れます。
鉄欠乏性貧血と悪性貧血では治療法が異なるため、貧血が疑われた時には医療機関などでしっかりと検査をしてもらう事をオススメします。

妊婦の貧血の数値はどれくらい?

妊娠中は貧血になりやすいため、定期健診での血液検査によって何度か貧血の検査がされます。
血中のヘモグロビン濃度を調べるのですが、基準値は成人女性で11~15ですが、妊娠中は少な目の11で、11未満を貧血と言います。

貧血は、赤ちゃんの身体が大きくなって栄養や酸素を多く必要とする妊娠後期に多いため、この時期には鉄分や葉酸をいつもより積極的に摂取することをオススメします。

貧血の薬に副作用はあるの?

妊娠中、貧血と診断された場合には「鉄剤」という薬を処方されます。
私も飲んでいましたが、これがまずいんです(笑)
また、私の場合は胸焼けや心臓がドキドキするような副作用が出ましたが、その他にも「胃もたれ」「吐き気」「便秘」「下痢」などの副作用が約10~20%の人に見られるのです。
これらは、鉄剤に含まれている沢山の鉄が胃や腸を刺激することが原因で起こると言われています。

副作用が出たときの対処法

一般的に鉄剤の副作用は、飲み続けるうちに身体が慣れておさまっていきますが、症状がひどい場合や長引く場合は医療機関で相談しましょう。

飲むタイミングをずらす

鉄剤を空腹時に飲むとそれだけ吸収率は上がりますが、同時に副作用も強く出てしまいます。
食後や寝る前に飲むなど、飲むタイミングを工夫すると良いでしょう。

胃薬をきちんと飲む

鉄剤を処方される時には多くの場合、胃薬も一緒に処方されます。
副作用は胃の粘膜が刺激されることによって起こるので、処方された胃薬も忘れずきちんと飲みましょう。

鉄剤の種類を変えてみる

鉄剤には様々な種類がありますから、副作用が酷い場合には、我慢せず医療機関に相談し、別の種類の鉄剤に変えてみるのも良いでしょう。

鉄剤の種類

鉄剤には飲むタイプの物と注射するタイプの物があり、様々な種類がありますが、一般的に処方されることが多いのはフェロミアです。

その他に

・メチコバール
・フォリアミン
・ピドキサール

などがあります。

葉酸が貧血予防に良い理由

葉酸で貧血予防

貧血と聞いて葉酸を思い浮かべる人はまだまだ少ないかもしれませんね。
しかし実は、葉酸と貧血には深い係わりがあるのです。

葉酸には血液を作る働きがある

葉酸は「造血ビタミン」とも呼ばれ、ビタミンB12と共に血液(赤血球)を作る働きをしています。
もちろん、血液を作るには鉄分が必要不可欠なのですが、鉄分にこの葉酸とビタミンB12が加わって初めて血液が出来るのです。

葉酸が欠乏すると貧血の原因になる

先程お話したように、血液を作るのに葉酸は無くてはならない栄養素の1つですから、葉酸が不足すると貧血の原因になります。

また、悪性貧血の原因の1つに葉酸不足が挙げられますので、貧血予防に葉酸は鉄分と同じくらい重要な栄養素なのです。

妊婦さんは貧血症状になりやすい

妊婦さんは貧血症状になりやすい

私は貧血体質ではありませんが、妊娠中に貧血で倒れ、鉄剤を処方されていたことがあります。
妊婦さんは様々な要因から特に貧血になりやすいので元々が貧血体質の人は注意が必要です。
では、妊娠中はなぜ貧血になりやすいのでしょうか?

妊娠中は沢山の血液を必要とする

妊娠中は、お腹の赤ちゃんに栄養や酸素を送るために沢山の血液を必要とします。
また、妊婦さん自身もお腹が大きくなったり脂肪がついて体重が増えたりすることで、より多くの組織に血液を送らなければならなくなるのです。

妊娠中は葉酸不足になりやすい

葉酸にはDNAの形成を助ける働きがあり、細胞分裂の盛んなお腹の赤ちゃんには必要不可欠な栄養素の1つですので妊娠中は沢山の葉酸が必要となります。
もちろん、葉酸は摂取してもお腹の赤ちゃんに優先的に運ばれますので、普段の食事だけでは足りずママの身体は葉酸不足になりやすいのです。

先程お話したように血液を作るのには葉酸が必要ですから、葉酸不足は貧血に繋がってしまうのです。

妊婦さんが貧血になるとどんな症状が起こる?

妊娠中にママが摂取した栄養素は、赤ちゃんに優先的に使われる為、軽度の貧血であればママが貧血状態であっても赤ちゃんにさほど影響はありません。

しかし、重症化してしまった場合、酸素や栄養素がお腹の赤ちゃんに十分に行き届かず、未熟児や低体重児など赤ちゃんの発達に影響が出てしまう事もあります。

また、出産時に貧血状態ですと強い陣痛が起こらず微弱陣痛になってしまったり、多量の出血を引き起こす可能性もあります。
その結果、帝王切開になってしまう確率も上がってしまいます。

葉酸の効果的な摂り方

葉酸の効果的な摂り方

葉酸が貧血予防に効果的なことは理解して頂けたと思いますが、葉酸はどうやって摂ったら良いのでしょう?

葉酸サプリがオススメ

葉酸はレバーやブロッコリー、ほうれん草などに多く含まれる水溶性ビタミンの一種です。
食事からの摂取はもちろん大切なのですが、実は厚生労働省が推奨しているのは、サプリメントからの摂取なのです。
それは、どうしてなのでしょう?

吸収率が良い

葉酸は水溶性ビタミンですので、水洗いや加熱料理によって食べる頃には約半分程が流れ出てしまいます。
また、食品から摂取した場合の吸収率は約50%と言われている為、結果的に含有量の約4分の1程しか吸収できないという事になります。
水溶性ビタミンの性質上、余分な分は尿などで排出されてしまう事からも、食事から推奨量の葉酸を摂るには毎日とても沢山の量を食べなければならないのです。
対して、サプリメントの吸収率は約90%と高く、毎日飲むことでしっかりと葉酸が摂れることからサプリメントが推奨されているのです。

貧血には葉酸の他にビタミンB12も効果的

先程もお話したように、血液の生成には鉄分と葉酸の他に「ビタミンB12」が欠かせません。
葉酸サプリメントにはこのビタミンB12や、その他の栄養素がバランス良く配合されており、サプリメント1つで貧血予防ができるのです。

貧血対策には葉酸補充はどの位すれば良い?

厚生労働省が推奨している葉酸の1日の補充量

時期 1日の補充量
成人女性 240ug
妊娠中 480ug
授乳期 340ug

成人女性に関しては、食事からの補充量で足りている場合も多くサプリメントを飲む必要の無い人も多いのですが、貧血体質の女性は葉酸が不足している可能性がある為、サプリメントの摂取をオススメします。

また、妊娠していなくても妊娠を望んでいる女性に関しては、赤ちゃんの先天性奇形を防ぐためにも普段の食事にプラス400ugの葉酸をサプリメントなどから摂取すると良いでしょう。

まとめ

葉酸には、血液を作る働きや赤血球を正常に作り出す働きがあるため貧血予防に効果的です。
貧血体質の人は、鉄分不足を気にしてレバーやほうれん草などを積極的に摂取している人も多いかと思いますが、それでも良くならない場合「体質だから」と諦めず、一度葉酸に目を向けてみてはいかがでしょうか?

鉄分を摂る事はもちろん、葉酸やビタミンB12を一緒に摂る事で、造血作用が促進され貧血の予防や改善に効果が期待出来ますので、サプリメントからの摂取がオススメです。

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